モカチーノ

地獄のようなブログ

気にしすぎる

自分にとったら大したことであって、それを気にして気にしすぎて全てを悪い方へ考えてしまう。

1週間前の私は仕事が順調ではないことから自己肯定感が薄れている上にぎりぎりいっぱいで、そこにタイミング悪く様々なことをからかわれたので落ち込んで、折角のデートの帰りの電車で泣いていた。

流石に帰りの電車で泣いたことをまるでなかったことにはできないだろう、とこの件について話すことに決めた。

どうやって話そう。

このタイミングで、この順番で、このテンションで、こんな雰囲気で、話そう。

いつもそうやってたくさん考えて決めるのに、実際にそうできたことなどほとんどない。

 

1週間後、会うことができなかったので電話で言った。

優しい相槌はいつも通りで、結局しどろもどろに口数が多くなってしまう私もいつも通りだった。

 

一週間気になっていて、謝りたかったから、と言うと

一週間。気にしすぎやろ

とひとこと。

気にしすぎか。気にしすぎやな。

と返事をした。

 

その後じゃあサッカーを観ようかな、と彼が言うのでじゃあ私は寝ようかな、と言って切電。

 

そうか気にしすぎだったのか。私にしたら適度に気にするべきことだったんだけど彼がそうじゃなかったのなら、もう気にしなくてもいいか。

 

帰りの電車で泣いてしまったんです、ほんとは嫌だったんだけどこらえ切れずに。あなたにだけは強くあれと言われたくないから、これからはできたら、なんでも褒めてほしいんです。言われなくてもがんばるから、強くあるから、そうできるから、あなたにだけはがんばってるよ弱くていいよと言われたい。

 

なんべんもしたシュミレーション通りなら言うつもりだったそれらは、以上です、に押し止められて出ていかなかった。

ほんとは言いたかった、とも思うし

多分伝わったから言わなくてよくなった、とも思うし

それだけ?これでこの話はおしまい?とも思うし

それだけでこの話を終わらせてくれるくらいでよかった、とも思う

全部ほんとで矛盾してるけど矛盾せずにここにあって、それでよかったのかなと思いながら、やっぱりよかったのかなと思いながら、次に会うときどんなふうかなって思ってる。

 

あなたに手放したくないと思われたくて鶏のむね肉と野菜ばかりを食べている。