モカチーノ

地獄のようなブログ

秋だから

返事を待っているので情緒が不安定なのを、秋を味方にしたり、言い訳にしたりして乗り切っている。

 

近日中とはよい言葉でわたしも新卒研修で習った。だけどもうそろそろ近日中の辞書の意味を送りつけてやりたくなる。1日を24時間に分解して日を数えている。返事が来てる気がすると怖いし来てなかったらそれはそれで腹が立つしピープルインザボックスは凛として時雨になってしまい思い知らされる。

 

秋だから私はどこへでも行けて、私自身を豊かにしてあげられる方法をたくさん知っていて、実践もしている。

暖かいミルクも栗のたっぷり入ったパウンドケーキも高級なパンも肌がすべすべになる入浴剤もバーガンディのアイシャドウもアイラインも髪を巻くことも温泉に入る用意をして出社することもスマホの電源を切ることも全部そうだ。全部全部全部私をすこし安心させてすこし強くしてくれるけど結局わたしはあなたの言葉を待っている、必ずという言葉に心底安心したり信頼したりまるであてにできずに別れたときのことを別れなかったときのことまでセットで考えたりしてもう4日が経とうとしている。

 

いい加減にしてよ明日はどうするつもりなの会わないつもりなの連絡もしないつもりなの忘れているの悩んでいるのもう疲れた、疲れた疲れた疲れた疲れた、自分にもあなたにも疲れた。

強いふりをするのもひとりで立って歩かないといけないと鼓舞するのも考えないようにするのも全部だ。

どうしてこんなに引っ掻き回されないといけないの、どうしてこんなに引っ掻き回すの、全部に疲れる。心が疲れた。もうくたくただ。

 

くたくたなのに苦しむことを私はやめられない。

自傷と同じだ。私は自分の心を引っ掻くことであなたと繋がろうとしているのかもしれない。無かったことにされるのが怖い。捨てられることが怖い。やっぱりなしで。やっぱり無理だ。やっぱり重い。やっぱり。やっぱり。やっぱり。

 

私は私のどうしようもないところがわかった。

どうしようもないところをどうにもできないことがやっとわかった。

それを今必死で前向きに捉えようとしている。

言葉で噛み砕いて配慮で包んで感情を抑えてあなたに差し出してなんとか分かってもらおうとしている。受け取ってそのまま包んでほしいと願っている。

これが今の私の限界だよ。精一杯だ。もう無理だよ。これ以上はできない。つらいもん。

それを差し出すのは怖い。怖くてどうしようもなかった。あなたはその行動にくらい、応えてくれると信じていたい。